先取り算数 鬼か蛇か

2023年中学受験、サピックスより算数先取り学習で逃げ切るぞ(の奮闘記)

春期講習終了、応用自在を一通り終え、課題の棚卸し

サピックスは5日間の春期講習を終え、いよいよ来週から正式に5年生カリキュラムに突入します。先取り学習の方は、3月の間に、延期していた応用自在の残項目(濃度算・損益算・旅人算〜流水算・ニュートン算)も終えて、予習シリーズ〜四科のまとめ〜応用自在〜応用自在問題集[重要問題]が一通り完了になります。苦しめられた「速さの比」は、予習シリーズを徹底的に繰り返すことで、なんとか次の「プラスワン問題集」に進めていけそうです。(→予習シリーズの速さの比はレベルが高いと思います。)

ここまで振り返ってみて、重点的にやった対策と、まだこれから重点対策が必要そうな残課題を整理しておきます。

◆これまでの重点対策

・平面図形(面積):円のからむ図形や等積変形は、当初計画に追加して、予習シリーズの練習問題や応用自在の問題を多めに解かせることで期間集中対策。→4年夏あたりに実施。効果あり!

・規則/推理:思考力の強化として、少量x高頻度を長期にわたって実施。応用自在の全問題とプラスワン問題集を先行して実施。→効果不明だがやった感あり。

・小数の計算:これは特に対策無しだが、ただただ暗算をしないようにだけ指導。計算コンテストなどでの自然解決に期待。→ミスは減ってきた気がする。

・面積図を使った解法:息子はすぐ頭の中だけで考えてかえって時間がかかっているように見えるので、正解できた問題でもしつこく面積図での説明をしてきた。息子には半ば敬遠され続けてきたが、3月に取り組んだ「濃度」「速度のつるかめ」あたりで、ようやく面積図を使え始めた気がする。

・消去算を数式で解く:これも息子が頭の中だけで解く傾向があり、変数が3つになると解けない。数式で解いた方が断然早いこともあり、しつこく数式を教え続けてきたが、まだその解法にピンときていない様子。→要継続。

・速さと比:とにかく3月の1ヶ月間は毎日3問は解かせて、速さ問題の感覚に慣れさせる。今の所効果あり。これからもう半月くらい追い込みをかけ、得意分野への昇格を狙う!

◇残課題

・平面図形(比):プラスワン問題集をやらせてみたところ、ほぼ全問不正解。惜しいところまで行くのだが・・応用自在とプラスワン問題集の中間の練習が必要そう。立体図形の比についても同様のことが言えそう。

・回転体/立体の切断:たぶん理解不十分な所が多々潜んでいるので、後回しにするのは危険。もう少し立体感覚をつけなければいけない気がしており、早目に要対策。

・[全分野]途中式や図を書くこと:書きながら整理して考える、、ずっと教えてきているけどなかなか身につかない。これはいつ覚醒することやら。。現状レベルの問題は、下手でも途中式を書かずに解けてしまうのが厄介。。

 

サピックスの5年生年間学習表を見ると、ちょっと進捗が遅いのではないかと不安になります。テキスト内容もちょっと物足りないし。。このテキスト内容ならもう半年くらい前倒しでカリキュラムを組んで欲しいけど、実績はあるのかと思うと疎かにもできず。。どうしても不安が残るので、先取り学習でリスクヘッジしていきます。