先取り算数 鬼か蛇か

2023年中学受験、サピックスより算数先取り学習で逃げ切るぞ(の奮闘記)

「家で解いたら解ける」撲滅運動

6月のマンスリーテストは、なんだか息子は「手応えあり」的な雰囲気を出していましたが、答え合わせをしてみると、大問1・2の11問中5問をミスするという悲しい結果に。。その後も字が汚くて、正答なのに2問✗がつくなどで偏差値54に T_T。3月からミスを減らす取り組み(小テストや基礎トレの点数にこだわる)も取り入れていたけど、まだまだ実っていないのか。。他のご家庭はどうなんだろう?と思ってWebで調べてみると、ケアレスミスに悩んでいる方はなかなか多いみたいですね。

Web記事を整理したところ、まずは現状把握とのことで、「ミスの原因はいくつかあって、その原因を把握すること」が第一のようですが、息子の場合はほぼすべての原因が当てはまるので、ここは一旦読み飛ばします。息子はバランス良くミスをするのです。次に対処法については、、①ミスを無くしたい意思をもつ ②自分のミスしやすい箇所を把握する ③ミスしやすい箇所は途中式やメモを取る(なるべく丁寧に) ④見直しの観点を知る といった感じですかね。今回は①に注目することにしました。

いくつかWeb記事を読みながら思ったのは、理論やテクニックでミスを減らせるのは、親の言ったことをそのまま実行できるような、よっぽどのいい子ちゃんだけではないかということ。うちの息子には無理な気がしてきました。思い起こしてみれば、上記の②③④のような仕込みはずっとやっているし、テスト前にもいつも言い聞かせています。サピックスの小テストでもそうなのですが、やっぱり「家で解いたら解ける」ので①の意識が低いんです。間違えている問題を特定すれば、速攻で正答しちゃうのはマンスリーテストも同様で、この子はそのうちマンスリーで満点も取れるのでは?と思ったりもしますが、それでも小テストでさえ満点を取ることはほとんど無い現状を見ると、理論やテクニックに限界を感じます。おそらくは、意識の低さと日頃の緊張感の無さが根本原因なんだと思います。(後者は良し悪しありそうですが。。)

ということで、今回の対策は2点。1点目はミスを無くしたいという意思をもたせること。今回のマンスリーテストで手応えあり的な息子に「全然できてないね〜クラス落としてもらおうかね〜」といった言動をしてみました。これは、ちょっと前までの息子には効果なかったと思います。点数とかクラスとかに全く興味をもって無かったので。。でも、最近はちょっとずつ点数を気にし始めている気がしています。点数を上げたいならミスを減らすこと!当たり前ですが、大事なのは、この言葉が響くタイミングを逃さないことなのかと思う次第です。

もう1点の対策は「家でもテストする」としました。これは、緊張感の有無とミスに関係があるという仮説のもと、家でも時折緊張感をもったテストをするという対策です。テストは週2回程、5問程度の絶対間違えてはいけない試練。テスト時間は無制限で、全問正解になるまで終わらないプレッシャーを与えることにしてみます。(あと、合わせて字の汚さもなんとかしないと。。一時期やらせていた幼稚園児のような字の練習を再度やるか・・)

※どこかのWeb記事で、ミスを減らしたいなら模試を受けまくれとかありましたが、それも正しいかもなぁと思いました。本質的な狙いは、今回僕が取っている対策と同じことだと思います。