先取り算数 鬼か蛇か

2023年中学受験、サピックスより算数先取り学習で逃げ切るぞ(の奮闘記)

第3回合判SO(偏差値55.5)

この11月、根拠も無く自信満々となってきた息子が、二月の勝者-13巻-の上杉陸斗君に重なって見えてしまいます。お決まりのザ☆小学生「顔の筋肉が緩んでいる」まではいかないまでも、聖光学院SO以来、全部受かるつもりになっている息子とは意識が噛み合わず、、(運良く合格基準点を1点超えただけなのですが)、、そんな中、合格力判定 サピックスオープン(合判SO)3回目の合計偏差値55.5の約4ポイントダウン。算国理社で54/47/64/54と、得点源の算数がなかなかのドボン!で対策しがいが出てきました。

とはいえ、全体的な一番の課題は国語で、特に説明文と漢字にフォーカスしての対策が最優先。うちの場合、どの受験校でも国語が平均点を取れるかどうかが肝心なので、引き続き最優先で頑張らせます。理社は地道ながら上昇しているようなので、次に算数の作戦を。。算数はこの時期の得点を犠牲にすることを覚悟した戦略ではあったけど、合判SOでここまで落ちるとは思っておらず目が覚めた思いです。なんとなく惰性で突っ走りそうになっていたところだったので、ここから引き締めにかかります。

以下、ご参考までにこの思考に至った経緯の説明です。感覚的なところが多く、うまくは説明できませんが。。算数に関して、今までの経験も合わせて考えてみたところ、算数力を上げる時期と得点("標準的なテスト"での得点)を上げる時期には時差がある、というのが僕の実感です。例えば、5年生の後半で「中学へ算数」へと進ませた時期に算数力は大きく上がったものの、その成果がその時期のテスト結果に現れたとは思えず、6年前半にプラスワン問題集などに戻って基礎固めに入ってから、得点がグンと上がったと思います。各分野の良問をバランスよくこなしていっている時期に、"標準的なテスト"の得点は上がるという感覚です。それに対して今現在は、家庭学習では算数力強化のみにフォーカスした比較的難問に対応する尖った学習をしています。この学習の中で、息子も今までよりも難しい問題でも正解を出すまで粘るようになったのと、その結果として1問あたりに使う時間が増加しているという傾向が見られはじめました。算数力が上がっているようで頼もしいのですが、それとは比例せずに"標準的なテスト"の得点が下がる時期に当たったようです。今回の合判SOは、このことに気づかせてもらった貴重な経験だったとポジティブに捉えています。おかげ様で、息子も今はほとんど手を付けていなかったサピックス教材の「基礎力トレーニング」をやってみようかなぁと言い出していますし、僕も12月・1月の計画がバランス良く立てれそうです。特にチャレンジの聖光学院では、そこまで難問は出ない学校と聞いており、レベルの高い"標準的なテスト"と位置づけることもできるので、9割得点をイメージして対策していこうと思います。具体策については、方針固まり次第ブログに記載します。