先取り算数 鬼か蛇か

2023年中学受験、サピックスより算数先取り学習で逃げ切るぞ(の奮闘記)

これからの算数20点アップを戦略的に

6年生後期になり日曜のSS特訓が始まりました。ここから受験本番までの20週で算数20点アップさせることを考えるのは、計画というよりも戦略という言葉の方が近しいような気がします。某家庭教師ブログの推論にあった「1点アップに必要な学習時間は10時間」の指標を使うと、、家庭学習で算数に使える週3時間ペース→計60時間→6点アップしか見込めない計算で。。学習時間は増やさず、週3時間の家庭学習で週10時間分の効果を狙うには・・とにかく効率的な学習戦略で納得させていくしかなさそうです。(分析は定量的な指標を使ったところで、結局戦略は感覚的なものか・・とにかく、20点アップにはよっぽど効率的な学習戦略が必要というで、決してギャンブルではない戦略を考えたい。)

戦略として大きく3点考えてます。まず、完全に志望校にターゲットを絞った選択と集中。うちの場合は聖光学院に完全に絞り、聖光学院の試験だけ20点アップを狙います。そのために「複数の過去問実践→整理して分類別再学習→過去問見直し」を短いスパンで何度か繰り返していきます。この戦略に集中するため、これからの合判SOやマンスリー、他の志望校の得点アップは考えない。(そもそも+20点もアップできる幅の無いものも多いし。。とはいえ、結果的に自然と上がる期待はしているのですが。)

次に、サピックスと家庭学習の有機的な役割分担。これまでサピックスの算数は基礎固めに徹していたところ、これからは週4時間以上も使うんだから、応用力強化の役割も担って欲しいものです。。なのですが、平日授業は引き続き基礎的なもので、夏前まで拠り所にしていた入試問題演習も、今は9割以上取れている。。SS特訓も予想どおり2/1試験校向けのレベル不足でズレた内容に思え、、、SS特訓にはせめて基礎力強化に寄与してもらうこととし、その分、家庭学習では基礎レベルの対策を排除して、家庭学習の週3時間は全て新規の応用問題の実践や過去問トライに使います。サピックス講義の中では唯一、土特プリントだけは信頼できる戦力になる気がしており、これからは土特を基軸に。家庭学習でも土特だけはしっかり見直し・復習を組み込もうと思います。効率化のために、土特の見直しはすぐ実施するのではなく、その場では見直すべき問題を分野別に整理しておき、1点目戦略中の「整理して分類別再学習」の再学習の辺りで統合させます。

3点目は意識のコントロール。おそらく、いよいよ受験が迫る12月終盤から1月は、意識の高い子がグンと伸びる時期。この時期に油断して失速するのが一番残念なパターンでしょう。そう考えると、10月までは志望校を確定させるためにある程度の成績を取らせておくとして、11月からの模試は「これは本当にまずいんじゃないの?」と焦らせるようなコントロールをしたい。特にうちの息子は、すぐ油断する典型的な「ザ☆小学生」ですから。。12月過ぎると親の言葉は息子には全く響かないことを想定し(今も響いていないけどそれ以上に)、もう今から二枚舌を使えるよう伝え方を考えることと、来る直前期にどの問題を見直しさせるかまでのメニュー準備をしていこうと思います。この3点目が一番重要で一番難しいかと、、自分がプレイヤーでも無いのでなおさらです。。