先取り算数 鬼か蛇か

2023年中学受験、サピックスより算数先取り学習で逃げ切るぞ(の奮闘記)

5年生前期の計画立案

5年生前半の夏までの期間は、大方針としてはプラスワン問題集を仕上げることとします。ただ順番に問題を解かせていくのではなく、先週整理した課題克服のために、項目ごとにやり方を変えることにしました。補助教材も使っていきます。プラスワン問題集を大きく分けると、Ⅰ:文章題(12ページ)、Ⅱ:図形(14ページ)、Ⅲ:計算・規則性・論理(14ページ)、テーマ①〜⑫です。テーマをⅠ〜Ⅲに再分類して、それぞれやり方を考えました。

◆Ⅲ-1~14+テーマ⑪⑫:計算・規則性・論理

この項目は、とにかくこなしていくことにします。思考力強化になりそうな問題が多いので、期間集中でやるのではなく、1日2題とかで散りばめて解かせていきます。(既に16ページ中10ページくらい終わってます。)

◆Ⅰ-1~12+テーマ①②:差と和・割合・速度の問題(テーマ②は図形上の点の移動→図形ではなく速度に分類)

ここでの課題は「線分図」「面積図」「ベン図」などの図を必ず書かせること。今まで息子は図を使いたがらなかったけど、これからは解ける問題でも図を書かせるように矯正していきます。まずは練習のために、解かせる前に僕が回答を読んで、どの図を使うかを指定して問題を解かせることにしました。プラスワン問題集の最初には「書いて考える・書きながら考える」という講義がついていて、このフレーズがすごく僕の心に響いています。これができないと算数力が伸びないと確信!この講義を適宜使うのと、あと、勢いで購入してしまったステップアップ演習の「線分図で解く10題」「面積図で解く11題」とかも適宜加えていこうと思います。(どう使うか悩んでたけど、ようやくステップアップ演習の使い方のイメージがつきました。ピンポイント強化で、この章だけでいいかもしれない。)

◆Ⅱ-1~14+テーマ③〜⑩:図形

何項目か進めた感触では、まだ準備不足。応用自在とプラスワン問題集とのギャップを一番感じる領域です。応用自在の問題は理解していても、複数の解き方を組み合わせる力が不足しているようです。そこで、東京出版の図形の必勝手筋という問題集(平面図形と立体図形の2冊ある)を先にやって、もっと図形に慣れさせることにしました。この問題集、例題が44題 x 2冊あって、その例題に対応した問題カードが複数(だいたい1題〜7題くらい)ついているカード形式のもの。他の問題集とは少々毛色が違っていて、問題構成とその解説のシンプルさに惚れました。とにかく算数はシンプルに考えるのが一番大事!カードでは難易度がA〜Dで記されていて、当面はA・Bを中心にやっていくこととして、これをこなしてからプラスワン問題集に進み、その後カードのC・Dをやっていこうかと。あともう一つ、立体のイメージ強化として、学研の立方体の切断の攻略というのも補助教材で用意しました。

 といった感じで、夏までに課題克服しながら、プラスワン問題集を仕上げていきたいです。