先取り算数 鬼か蛇か

2023年中学受験、サピックスより算数先取り学習で逃げ切るぞ(の奮闘記)

教師からマネージャーに

マンスリーテストとオープンテストが近づいてきたので、図書館で「算数のケアレスミスが驚くほどなくなる本」を借りてナナメ読みしてみました。親切な具体例もあって説得力もありますが、テクニック的なところは普通の教え方で良さそう。「家で解いたら解ける」撲滅のブログ時に悩んだとおり、結局はミスをしたくないという意思と、ミスしたときに次からどう解くかを考えること、に尽きるように思いました。おそらく筆者もそのことは認識していて、あるあるネタで論理展開をしているものの、最終的には「教えるよりも子供が自分で気づきを得る演習をさせること/ミスの現場に立ち会うこと/ミスをミスで終わらせないこと」をポイントとしていると読めました。「人は失敗からしか学べない」という哲学についても大いに賛同します。こうなると、もはやケアレスミスの話でもなくって、算数問題への取り組みの話ですな。

そんな思いもあり、これから始める「中学への算数(中数)」では、僕は教えるというスタンスをやめて、なるべく計画策定/時間管理/進捗管理に専念します。息子には、回答が合っていても間違っていても模範解答をしっかり読ませることで気づきを得ることを期待し、今まで僕が判断していた問題の○✗△も息子の自己申告での管理とします。

なんかカッコよく書いてみましたが、別の理由もありまして、、大変残念ながら教えるのが少々キツくなってきた。。今までの問題レベルであれば、問題を読んで即、息子の思考回路を予測し、息子の目線で一緒に解法を模索することができていたのですが・・問題が解けることとその場で教えれることには、大きな差があるんですね。。予習なく教えるなら常に2段階くらい上のレベルにいる必要がありそうで、ちょっと調子が悪い時とかも考えると、中数レベルはキツそうです。息子も特殊な思考回路になることがあるので、追いつけないこともあるかも。。下手な助言をする可能性があるなら、スッパリ諦めようと思います。頑張れ息子!ここからは自分の力で、父を超えていけ!(と言えたらいいな・・)