先取り算数 鬼か蛇か

2023年中学受験、サピックスより算数先取り学習で逃げ切るぞ(の奮闘記)

オープンテスト結果から見えてきたこと・・

11月の志望校診断サピックスオープンの結果、2科(算数/国語)の偏差値は61(70/44)。8月末の同オープンが49(63/28)なので、2ヶ月ちょいで偏差値12もアップ?したことになります。

国語は28の衝撃から必至強化で立ち直り、早く前回を忘れ去りたいところですが・・目標の平均点に到達しておらず、まだ脱却できないです。でも、連続衝撃が走らなくて一安心。。算数の方はついに70に到達。テストの難易度が高かったのが理由でしょう。息子は、小テストでも何でも満点を取ることはほぼないけど、難易度に関わらず80点くらいで安定する傾向があり、、、今回オープンテストでもAタイプ(処理型)とBタイプ(思考型)に分けた偏差値も出ていて、どちらもみごとに8割くらいの得点→それぞれ偏差値は61と80(!?)でした。

ここで、最近の小テストやマンスリーテストなども合わせて総合的に強化すべきポイントを探したいのですが、なかなか傾向がとらえづらい。なぜ、どんなテストでも80点なのか??毎回、間違えるポイントが違うので、特定の弱点というのが絞り出せないです。(1つ言えるのは、かなりの頻度で計算を間違えるっていうことくらいか。)逆に家庭学習で弱点判明している平面図形で考えてみると、塾のテストやクラス授業の中では平面図形もかなり良くできているようで、このあたりからすると、サピックスの日々授業・小テストは練習問題数(正確には問題パターン数)が不足しているように思います。これは前々から思っていたことで、サピックスはとにかく数値替えの繰り返し問題が多くて出題パターンが単調、思考の鍛錬にならず、このオープンテストでもその差がBタイプ(思考型)の偏差値の変調に繋がったと思います。また、サピックスの繰り返し問題をほぼ省略している息子は、Aタイプ(処理型)が平凡だったとも言えるのかも。

もう少し大局的に見ると、サピックスのような実績のある塾が「問題数の不足」なんてことを起こすはずがなく、つまりは6年生になってから問題数を補う何かを始めるということでしょう。ということは、息子は今は偏差値70で調子に乗ってるかもしれないけど、放っておくと6年生でドンドン追いつかれるってことになります。先取り算数がもたらす慢心が害にならないように要注意!