先取り算数 鬼か蛇か

2023年中学受験、サピックスより算数先取り学習で逃げ切るぞ(の奮闘記)

つーちゃん状態にご用心

3月は組分けテストに続き、復習テストも散々な結果でした。4科目全体の偏差値は5年生後半でずっと59〜62で安定していたのに、3月で→56→50(過去最低)と落ち込み、、「翼の翼」のつーちゃん状態(そんなに優秀では無いですが)。国語以外の3科目の落ち込みが激しく、全体的にテコ入れが必要でしょうが、まずは理社は妻に任せて、僕は算数で何が起きているのかの現状把握から。9ヶ月ぶりに偏差値60切ったと思ったら、3月復習テストで53(過去最低)まで落ちてしまってます。久々に全体正解率別の数値(3月の2つのテスト合算)を見てみます。

・全体正解率70%以上 :24問中21正解(87%) ⇛目標9割以上
・全体正解率50%〜70% :9問中4正解(44%) ⇛目標9割
・全体正解率30%〜50% :9問中4正解(44%) ⇛目標8割
・全体正解率30%以下 :9問中5正解(55%)  ⇛目標5割

こうやってみると、全体正解率50%近辺のレベルがヤバいということでしょうね。分野別にみると図形のミスが目立ちます。(図形が弱いことは知っていたが、ついにサピックスレベルにまで影響が出始めたか。。)今の学習法と照らし合わせると、年明けから「中学への算数(中数)」への注力を大きくしてきた影響も少しあるような気がしてます。全体正解率30%以下の問題に相当する中数よりも、プラスワン問題集や図形の必勝手筋Bカードといった標準レベルの問題対策をもっと固めておくべきかと考え直し、取り組みをシフトしていっています・・ふと思ったのは、僕の感覚として、4〜6割くらいの正解率のものを8割に上げる取り組みが有効、という基準があるんでしょうね。正しいかはわかりませんが。

並行して、全科目視点からは、ターゲット中学のレベルを下げる想定をし始めています。具体的には、サピ偏差の60以上(聖光学院・麻布など)を志望から外し、60未満(浅野・駒場東邦など)の志望に変更。(注意:ただの親の志望であって、息子は何も志望していない。)この時期から志望校を変えなくてもいいのでは?という考えもあるのでしょうが、これには大きな意味があります。というのも、サピ偏差の60以上と60未満では対応すべき算数の問題レベルが大きく違い、それが今、中数に注力すべきか否かの分岐点と考えています。サピ偏差60以上の中学対策であれば、今からもっと中数をやらせて思考力を強化したいですが、、、60未満の中学であれば算数は既に太刀打ちできるくらいの思考力はあって、あとは確実に得点を拾っていくための鍛錬をした方がいいという考えを持ってます。これは、ずっと前から計画上で想定していたことであって、どちらにも倒せるように進めてきていたのですが、そろそろ後者のプランBにシフトするタイミングなのかもしれない。。改めて客観視してみると、今までがうまく行き過ぎていたのであって、冷静に考えるとうちの子がそんなに優秀なはずが無いんです。「ゲームのことしか頭にない」「志望校なんてどこでもいい」「一人で学習なんて到底できない/ありえない」「2週間経てば6割を忘れ、1ヶ月経てば9割を忘れる」・・これが愛すべき僕の息子なのです。過剰な期待で子供をつぶす「つーちゃん」状態にご用心!

ただまぁ、まだ6年生になったばかりだし、、一旦は先取り算数のペースを落とす(=先取りはほぼストップして、復習・振り返りを実施する)として、4月のマンスリーテスト/サピックスオープンの結果を見ながら、段階的に計画シフトを考えていこうと思います。