先取り算数 鬼か蛇か

2023年中学受験、サピックスより算数先取り学習で逃げ切るぞ(の奮闘記)

朝令暮改の計画修正

さらば青春の光のコントの中に、ぶっちぎりの金メダリストのインタビューがあって、それを思い出しています。「金メダルは嬉しいけど、わりに合わないっす。すべてを犠牲にして練習してきたけど、こんなぶっちぎりなら、もっと遊んどきゃ良かったです!」というやつ。

つい先月、中数の日日の演習を16問/週という計画を立てたけど、少々オーバーワークな気がしてきました。6年生前半までで中数1年分という大計画から落とし込んだものだけど、サピックスの無い週4日の中で16問はちょっとキツそう。。中数の事前評価では難易度Cを除いた前半部分で行っていたので、実際に難易度Cや後半の長めの問題文のものなどに取り組んでみると、1日4問は消化不良になりそうな感じでした。なので、君子豹変・朝令暮改で、ノルマを減らして6問/週あたりで再調整してます。中数を減らす代わりに、模試/過去問/サピックスの入試問題演習などの実践練習から見えてきたあたりの軽めの補強対策を考えます。

このスピード感で進めると、中数1年分に約1年を費やすペースになりそうです。指導者の中には「効果を出すために中数3年分」と言っている方もおられますが、サピックスからは弱いと思った分野だけピックアップすればいいとも言われており、、結果として中数1年分+数冊というのが落とし所か。少なくとも僕と息子にとって、算数はこのあたりが今の限界点。ぶっちぎりの金メダルは目指せないです。(そもそもゲーム三昧だし。。)

ときに、2月の勝者の作者:高瀬さんインタビュー「中学受験漫画を通して考える生きる力」YouTube配信を見ました。取材の中から見えた中受メリットを敢えて挙げる中で、子供側から「国語ができるようになって本を読むようになった」「社会が見えるようになった」という意見があったと仰っておりました。算数ができるようになって良かったなんて話は無いので、算数のオーバーワークはできるだけ避けたいと思う。あと、「子供はいつまで経っても本気にはならない」という現実の意見が聞けたのも良かったです。