先取り算数 鬼か蛇か

2023年中学受験、サピックスより算数先取り学習で逃げ切るぞ(の奮闘記)

GS特訓のクラス選び

GWのサピックス特別講義のGS特訓はクラスを自分で選べる選択式で、最初に塾側から割り当てられたクラスは「筑駒開成聖光クラス」。これを「麻布栄光クラス」に変更するかどうかを悩んでみました(浅野駒東クラスとかは無いんですよね・・)。サピックスとしてのGS特訓の目的は、受験問題と現状との距離を知ることと、同じ志望校を持つ仲間との切磋琢磨とのこと。しかし、息子は興味無しでどのクラスでもいいというし、サピックスに相談しても「クラス名は内容と関係ないが、志望校があれば選べばいい」くらいの説明で、決め手に欠けます。

サピックスの配布している合格体験記なんかをチラ読みしていると、「志望校を決めるのが遅くて秋になってしまった」という親の反省文を見かけるのですが、サピックスに志望校をどうするか相談しても「今決めなくていい、夏が終わるまではあまり意味無い、そのうち自然と決まるでしょう」と暖簾に腕押しな感じです。(その割には露骨なクラス名の付け方をするが。。)この意識の乖離はいったい何なのか・・読み解いてみたところ、親の気持ちは先走りがちということで収めることにしました。つまりは、まぁまだ気にするなと。。

ということで、志望校と関係なくGS特訓クラスを選ぶとして、結果的には「麻布栄光クラス」にすることにしました。クラス選択の一番の決め手は国語Bです。息子の記述力・表現力は悲しいくらい乏しくて、4月のサピックスオープンテストの国語Bも偏差値40と弱点露出してます。(これでも頑張った方なので今は褒めています。国語Aと合わせた総合ではなんとか平均ちょい。。)この弱点に対してはGS特訓で改めてしっかり危機感を持たせることを第一の目的に定めようと思います。おそらく「麻布栄光クラス」には国語Bの得意な子が多く、そんな中で危機を感じとってもらう荒療治です。(危険かなぁ・・でも、親が言うと開き直るからなぁ。。不安もあるけど、オープンテスト結果も良かったので踏み切りました。)

振り返ってみると、うちの場合は昨年夏のオープンテスト(国語の偏差値28)や、3月の復習テスト(総合偏差値50)での親の絶望がありました。無関心な息子も、この時期はなんとなくは危機感をもったようで、そうなると学習に拍車がかかる気がします。そして今、我が家の状況はというと、4月に成績浮上して油断しているところ。なんと単純で愚かな親子かとは思うが、人間なのでしょうがない。ここでGS特訓クラスにて、再び危機感を持たせていただくことに期待します。