先取り算数 鬼か蛇か

2023年中学受験、サピックスより算数先取り学習で逃げ切るぞ(の奮闘記)

重点対策②:場合の数

息子曰く、場合の数は苦手分野。実は6年生の6月頃に、息子側から「正直、場合の数はあまり良くわかってないんだよね」との自己申告がありました。確かにプラスワン問題集は早目にクリアしていた(5年生前半時点でほぼ完璧だった)のに、基礎トレーニングでの間違いはかなり多めで、中数1月号でもグッと正解率が落ち込む箇所もあります。ここで、僕自身の中高の確率・統計での経験に照らし合わせてみると、、、数学が得意だった僕でも、確率・統計だけは「解けた」と思っても誤回答していることがあったことを思い出しながら、場合の数もすぐにできるようになるものではないのかも。わかった気になったりわからなくなったりの繰り返しを経て、段々とできてくるのではないだろうか。。と思案してます。

といったことを考えながら、息子の自己申告を契機に、6月〜7月は「入試で差がつく51題」という問題集で問題パターンを再確認。この問題集、問題レベルとしてはあまり高くないのですが、特徴として筆者のノートのような視覚的にイメージしやすい解説があります。解法をイメージで植え付けておき、今後難しい問題が出てきたときに、このイメージと結びつけて基本を確認するスパイラル方式を取るのが目的です。(もう一点の理由として、この筆者の解説は僕が息子に教えるときの説明にすごく似ているというのもあります。僕のノートかと思うくらいで、僕がサボれるのが嬉しい。。同様の理由で「速さ」もこの筆者の問題集で補強してます。)

あと、場合の数は他分野の規則性・論理・推理・数の性質などとの兼ね合いもあったりと、総合的なレベルアップとともに変化点があるような気もしてます。こういったことを考えると、息子が「場合の数が苦手」と言っているのにも、あまり直接的な根拠・根源があるようには思えないです。なので、場合の数は一気に対策とはせず、この先、過去問や入試演習をやりながら、部分的に基本(上記51題など)に立ち返るスパイラル方式での対策をしていこうと考えています。