先取り算数 鬼か蛇か

2023年中学受験、サピックスより算数先取り学習で逃げ切るぞ(の奮闘記)

新4年生3月:コロナ休校で立て直し!

2020年3月からのコロナ緊急事態宣言による小学校の休校は、息子の先取り学習にとっては大きな契機になりました。この時期、色々な状況変化が重なり、取り組みの立て直しを行いました。

小学校の休校は小学校に頼らない塾生にとってはチャンスとも言えます。ちょっと不謹慎かもですが。そして、家で教える側の僕も会社が在宅ワーク中心となり、通勤時間がなくなる分や昼休み時間を息子の学習指導に当てることができたんです。なので、この期間は毎日が休日メニューをこなす学習環境ができました。四科目の塾の復習と公文とでアップアップになりかけていた我が家にとって、これは大きな助けになりました。(ありがとう!在宅ワーク!!)確か、サピックスの方も一時はリモートになりましたね。時期はちょっと忘れました。

算数の先取り学習の方は5年後期の一番難しいと言われるところに入り、公文の方も大詰めでもあったので、本当に助けられました。正直、この状況じゃなかったら「予習シリーズ5年下を約2ヶ月で終わらす」という計画を大幅に修正していたかも。

で、どうなったかというと、毎日が休日メニューを取ることで、算数の学習は週12コマ取ることに(サピックスのある火・木は1コマで、他の日は2コマ)。でも、息子にとって予習シリーズ5年下を1日2コマやるというのは、ちょっとハードルがあったみたいです。5年下は比(平面図形・速さなども含む)や図形の移動などが難しく、1日2コマやるとちょっと拒否反応があり。。なので1コマは予習シリーズ5年下、残り1コマは補足・今までの復習・公文という感じで進めていきました。

この結果、復習もしながら予習シリーズ5年下を約2ヶ月半で終わらす(5月中旬に完了)ことができました。これは、5年下の全15回に60コマくらいかかっているということで、1回に4コマ使っています。5年上までは1回に2コマでやってきたので、これまでの倍の時間がかかっていることになり、、5年の後期に算数トラップにかかる子が多いという理由を見た気がします。

ところで、算数だけじゃなくて四科目全体の方を見てみると、サピックスが途中リモート授業になったこともあって、国社理担当の妻が悲鳴を上げており・・春期講習前に改革を実施しました。それが時間を決めた授業コマの導入。実は、これまではわかりやすくするため「xxコマ」という言い方をしていましたが、我が家でコマという言い方を使い出したのはこの時期です。1日を9:00〜10:00〜11:00〜というように分割して、1コマ45分とし、コマ(45分)→15分休憩→コマ(45分)→15分休憩→・・と繰り返すスケジュールを立てています。そうすると、息子に事前に「次は10時から」と伝えることができて、スタート時間を明確にできるようになりました。これは我が家にとって画期的で、今までは開始するまで「やるよ〜 →やりたくな〜い →やるよ〜 →もうちょっと →やるよ〜 →切りが悪〜い」とグダグダ グダグダと無駄な時間が多々あったのが、激減した感じです。(無くなったとは言えない。今でも。。)それから、終わりの時間が明確になることもあり、1コマ45分と決めたらそれ以上はやらない。今までは、予定していたカリキュラムが終わるまで勉強が終わらなかったのを、時間を決めたので息子の方も気持ちが持つようになりました。といった感じで、当たり前のようなことでしたが、我が家にとってはすごくいい見直しとなったのでした。