先取り算数 鬼か蛇か

2023年中学受験、サピックスより算数先取り学習で逃げ切るぞ(の奮闘記)

先取り学習、目指すは偏差値65!

塾(サピックス)に行きながら、先取り学習もする目標を考えてみました。4年生前から先取り学習を始めて、新5年になろうとしている今時点の妄想です。やはり最初は「どうせ塾や学校で習うのに、なんで苦労してまで先取り学習するの?」と考えちゃうわけですが、先取り学習の目的を妄想でシミュレーションした結論としては「偏差値65以上を目指してそれを維持する」となります。

偏差値65っていうのがどのような姿なのか、サピックスのマンスリーテストでペルソナ作ると次のような感じです。

標準問題(正解率70%以上)  ⇛9割以上得点する

応用問題(正解率30%〜70%) ⇛8割くらい得点する

難問題(正解率30%以下)  ⇛5割くらい得点する

こんな感じで、たぶんマンスリーテスト150点満点中130点くらいになって、偏差値65を超えるのではないかと思ってます。

このペルソナを目指していくとして、4年生のサピックスと平行して先取り学習を進めた注力度の内訳は「サピックス授業:2、サピックスの見直し:1、先取り学習:7」くらいの割合(各数字は4年時の1週間の学習コマ数で想定。1コマ約45分で総学習時間は週7〜8時間くらい)。このペースの学習で5年生中に偏差値65に到達し、6年生では偏差値65を維持することを目指します!

先取り学習をしない復習型のパターンも考えてみたところ、上記割合でいうと「サピックス授業:2、サピックスの見直しと復習:4」くらいで偏差値55くらいは狙えそうです。(あ、あくまでうちの息子で想像したものです。個人差あると思います。)なので、偏差値55くらいを目指すのであれば先取り学習じゃなくていいと思うのですが、それ以上を目指すなら先取りはした方が効率的だなぁと思う次第です。

そのココロは、、サピックスのマンスリーテストを例にしてみると、サピックスのマンスリーテストは、テキストを復習しただけでは150点満点での110点くらい(偏差値55くらい)しか望めないように思います。正解率30%以下の難問題をサピックステキスト学習のみで得点できるとは思えず、これは上位クラスでテキストとは別に出す「先生の特別問題」くらいかそれ以上のレベルだと思います。たぶん、テキストの学習で一杯一杯の生徒には、先生の特別問題を考える余裕もなく、できる生徒との差が開いていく一方。ここで、先取り学習をしていれば授業中のテキストは確認問題のようなもので、特別問題にも取り組めるので難問題にも食い込める、という論理です。逆に、仮に復習型でテキスト外の追加学習を使って偏差値65レベルまで狙おうとすると、進捗コントロールやメニュー立てが難しいし、先取り学習以上の努力が必要になってオーバーワークになる、というのが僕の妄想的シミュレーション結果です。

ところで、うちの妻は算数が良ければ中学受験がうまくいくと信じているところがあり、我が家では志望校偏差値+5くらいの算数偏差値を狙うということで、息子は偏差値60くらいの難関校への希望をつなぐために先取り学習やっていきます。(いや、国語とか社会とか結構やばいんですけど・・大丈夫か?汗;)まぁ、仮に偏差値50くらいの中学を狙うにしても、4年生・5年生の学習で無駄になることはないよね。。

ともあれ、息子が先取り学習で効果がでるのか未知なもんで、、これまで先取りしてきたリードを偏差値65につなげ、そのまま先行逃げ切りで受験まで行けるのか、息子と共に試行錯誤していきます