先取り算数 鬼か蛇か

2023年中学受験、サピックスより算数先取り学習で逃げ切るぞ(の奮闘記)

4年生8月:応用自在を使い始める

7月に「四科のまとめ」を終えた後は、「わかる!できる!応用自在」で網羅的な問題に当たっていきました。応用自在は、大きくは全7編の中に章があって、章の数で言うと24章あります。また、ややこしいのですが、その中の5つの章はさらに再分割され、21節あります。(節という単位は問題集の中には無いのですが、ここではそう言うことにします。)ということで、全部で40節あるということになります。

で、この40節の中が、基礎チェック/例題/入試問題にチャレンジという3つの構成になっていて(基礎チェックが無い節もあるのですが・・)計画を立てるのにカウントすべきは「例題」の数です。節毎にばらつきがあり、4題〜18題くらいのボリューム幅があります。

我が家では自宅学習を1コマ=約45分で定めていて、まずは1コマで6〜8例題くらいをテーマにしてしっかり回答を読ませます。(だいたい6割くらいは自力で解け、4割くらいが解けないか時間がかかりすぎるくらいの具合でした。4割の問題にはチェックを入れておきます。)その後、例題に対応するチャレンジ問題(例題へのリンクが貼られていて親切!)を解かせて、例題の理解定着をさせる。その後、少し日を置いて、チェックを入れた問題をやり直しさせる。と、こんな感じでだいたい、6〜8例題+チャレンジ問題(10題くらい)で復習チェックも合わせると平均して3コマくらい使います。次の短期ターゲットはサピックス8月の復習テストとし、応用自在の先取り学習に週7コマを割くようにして、7コマx5週間=35コマで進める範囲を決めた結果、次の節をすることにしました。

・第1編ー2章:約数と倍数 ★

    ー3章:数に関する問題 ★

・第3編ー1章:平面図形 ★

    ー2章:合同と相似 ★

    ー3章:図形の面積 ★

・第5編ー2章:場合の数 ☆

・第6編ー1章の5節:和差算・つるかめ算・差集め算・過不足算・平均算 ☆

(・第7編ー1章:規則性、2章:推理、も時々織り交ぜる)

 これでだいたい11節強なので、全体の30%くらいにあたります。頭から順番にやらずに、節を選択したのは、おおよそ4年生の範囲をカバーするものを中心としながら、平面図形が弱いのが見えていたので合同や相似も合わせて早目にやっておきたかった、といった感じです。それから規則性と推理を時々織り交ぜたのは、考える力をつけて、サピックステストの正解率10%以下の問題にも食いつけるようにしたかったという思いがあります。規則性と推理は一気にやらせるのではなく、少量を散りばめてやらせることで、日々頭の体操をするように工夫つもりです。(僕の自己満足かも・・?)

あと、上記 ★の項目は特に8月の強化項目で、「応用自在問題集」の重要問題で確認テストをやらせました。(上記☆の項目は、復習チェックと応用自在問題集が8月中にはできなくて、9月中旬までかけて実施したものです。)応用自在問題集は、同じ出版社の問題集バージョンで、応用自在と全く同じ章構成になっているので、確認にちょうどいいかなと思ってやらせてみてます。

だいたい、上記のような考えで8月の計画を立てて実行し、、9月中旬までで全体の30%に対して1ヶ月半かかるペースなので、応用自在と応用自在問題集の重要問題を終えるのに全部で5ヶ月(=12月に終わるかな?)という計画となります。※後に計画修正することになります。5年後期の分野では時間がかかることを軽視していました。

あと、この時期の情報として欠かせないのはサピックスの夏期講習! 夏期講習のテキストでは「夏の思考力アップ」と題して、なかなか考えさせる問題が出ています。算数が苦手な子供は手が出ないレベルなのではないでしょうか?うちの息子も、手こづりながらも時間を割いてなんとかやらせてみました。これと、応用自在の規則性・推理などで、難問題にも諦めない力をつけて欲しいです。。

 

ちょっとここで8月の結果を言ってしまうと、、8月の夏期講習マンスリー確認テストでは偏差値64をマークしました。(前回より6アップし、目標偏差値65に肉迫!)応用自在の先取りとサピックスの夏期講習がシンクロしたのか、平面図形の弱点克服が効いたのか、なんとも言えないですが、両方ともうまくいった感じではあります。でも、息子をベタ褒めしてヨイショする一方で、内心では「たまたまじゃないか?」の疑惑を消しきれず、これからどうやって偏差値を維持していくかの作戦を巡らすのでした。。