先取り算数 鬼か蛇か

2023年中学受験、サピックスより算数先取り学習で逃げ切るぞ(の奮闘記)

再びのブロック落ち

7月の組分けテストは四科偏差値56、、α落ちどころかブロック落ち。四科で見ると算国理社で66/43/59/44と。ブロック落ちは残念ではあるのですが、3月の春の組分けテストでも経験したので免疫はありまして・・今回は単発の成績よりも全体的/感覚的/定性的に捉えようと思ってます。第一に思うのは「母集団のペースが上がっているのでは」という点です。といってもまぁ国社のことなんですが、息子ができてないというよりも、サピックス生はどんだけ優秀なんだ?と思ってしまいます。これがサピックス6年生の追い上げなのか、我が家のマイペース逃げ切り作戦は第三コーナーに入る前に飲み込まれてしまいました。

気を取り直して、テスト結果の通知日に対策会議を実施。今回のブロック落ちに対して息子はとてもフテ腐れています!腐っているのであまり具体的な話にはならないのですが、これは、、気持ちの成長なのでは??今までだったら、全く気にしないか、ゲーム時間が減ることを心配するか、受験自体への不満を言うかの反応だったのが、今回は自身の成績に対する怒りに近いものを感じます!(次の日にはケロっとしてましたが。。)その結果、「夏はこれをやっていこう」という僕の提示に対する抵抗も無く、けっこうすんなりと息子との合意が取れました。

といった現状は決して悪い状況では無く、むしろかなりいい状況と自分に思い込ませています。僕の想定していた最悪は、もう諦めてしまうこと、次に悪いのは慢心・油断して徐々に実力を落としていくこと。この6年前半はこの2つの状況には陥らないように気につけていました。前者は算数の得点でなんとか気持ちを繋ぎ、後者は今回のブロック落ちで再度引き締めることができたのかと。(後者は、本当は苦手科目が消えていくことで自信をつけさせたいと思っていたのですが、結果的には話をすり替えての荒療治。。今は息子が素直なのがいい意味で想定外!)

こうなると僕が心配すべきは、今好調に見える算数をどう扱っていくか。6年生前半で算数の基礎得点力は上がったとは思うけど、難問への対応力はほとんど向上していないのが現状です。例えば、2月〜3月にトライさせた「有名中学の算数模試」を再度やらせてみたら、難易度Aの得点だけは上がっていて、難易度B・Cに対しては全く得点が変わっていないことを確認しています。(実は3・4回目なんですけどね。。)サピックスの授業前テストでやっている入試問題演習も、なかなか得点が上がってこないというのもあります。このあたりから、息子には「秋以降の算数は黄色信号だ」と伝えていて、これを息子にどう実感させて対策していくかがポイントになりそうです。息子の気持ちが成長しようとしている今、どうやら、我が家にとってもこの夏は天王山になりそうです。